サワディーカー!タイ在住のこぱんです。
タイ旅行の醍醐味といえば、やっぱり「象」とのふれあい。
でも、「ただ背中に乗るだけの観光ツアーじゃ物足りない」、「もっと近くで、自然な姿の象と一緒に過ごしてみたい」。
そんな願いを叶えてくれる場所が、チェンマイの山奥にあります。
今回ご紹介するのは、世界中から旅行者が集まるエコロッジ「チャイライオーキッド(The Chai Lai Orchid)」。

雄大な山並みや川のせせらぎの中、どこよりも自由で自然体な象と触れ合える、究極のホテルに宿泊してきたので、実際の体験をもとに記事をお届けします!
チャイライオーキッドってどんなホテル?

象と人が共に生きる「サステナブル」なコンセプト
チェンマイの山奥にあるこのホテルは、「象の保護」と、先住民族「カレン族の家族への支援」という2つの大きな目的から始まりました。
かつて観光業で働いていた象たちが、パンデミックで居場所を失った際、彼らを保護したのがこのチャイライオーキッドです。
ここでは象の幸せを第一に考え、チェーンに繋がれることなく、自由に歩き回りリラックスする象の姿を見ることができます。
また、スタッフの多くは近隣の村のカレン族の方々。
宿泊することで、象の飼料代や村の雇用維持につながる、「泊まることが支援になる」素敵なサイクルができているんです。
チャイライオーキッドではどんなことができるの?
憧れの「象のモーニングコール」

ここのメインイベントといえばこれ!
チェックイン時に予約した時間(7:30-9:30の間)に、象がお部屋まで遊びに来てくれます。
宿泊代に象のごはん(バナナやサトウキビ)代が含まれていますが、あっという間になくなってしまうので、象との写真をじっくり撮りたい方は事前にカフェで象のごはんを追加注文しておきましょう。

人間の朝食も運ばれてきますが、まずは食いしん坊な象さんのお腹を満たしてあげましょう(笑)。
象使いさんにスマホを渡すとたくさん写真や動画を撮ってくれます。
あとで象使いさん自身のスマホで撮影した写真を、専用のフォトフレーム(象のうんちを再利用)に入れて売りに来てくれました。2枚で300バーツだったので迷わず購入!
毎日開催!象のハッピーアワー




毎日15:00-17:00の間にカフェに象がやってきます。
私の時は15:30くらいに来てくれました。たぶんこの時間はきっちり決まってないのだと思います。
カフェはマウンテンサイドにもリバーサイドにもどちらにもあり、同じメニューを提供、象のハッピーアワーも2か所でやってくれます。
1かご100バーツ(または3かご200バーツ)でおやつを購入して、間近で触れ合うことができます。
ツアーに参加しなくても、これだけで十分すぎるほど象との時間を満喫できますよ!



私は宿泊するリバーサイドの方のカフェでハッピーアワーを過ごしました。お客さんが2~3組で象が2頭いるので、ほぼ1時間つきっきりで象と触れ合えました!


デジタルデトックスで心のリセット


お部屋にテレビはなく、夜のアクティビティもありません。
スマホを置いて、ハンモックに揺られたり(お部屋によります)、川遊びをしたり、夜は満天の星空を眺めたり……。


「何もしない贅沢」を全身で浴びることができます。


もっとアクティブに楽しみたい方は…
象との水浴び、いかだ下り、バギーなどのツアーも用意されています。象と水浴びができるのはツアー参加者限定なので、希望する方はぜひ参加してみてね!予約はチェックイン時でもできますよ。
お部屋選びのコツ:リバーサイド vs マウンテンサイド


チャイライオーキッドは2つのエリアに分かれています。
マウンテンサイドは受付があり、リバーサイドはマウンテンサイドからソンテウで2~3分、そこから徒歩で5分ほど歩きます。
ソンテウに乗らなくても歩いて移動できますが、坂道がなかなかきついです。


どちらにするか迷っている方へ、私の実体験から比較してみました。
| エリア | メリット | デメリット |
| リバーサイド (★おすすめ) | ・川の音が心地よい ・部屋から象の水浴びが見える ・街灯が少なく星空がクリア | ・夜、川の音がうるさい ・受付への移動(急な坂道)が大変 |
| マウンテンサイド | ・受付やショップが近い ・移動が最小限で済む | ・景色が木に遮られがち |





私はリバーサイドの7号室に宿泊しましたが、お部屋から水浴びする象を眺められるのは最高のご褒美でした!ただ、受付までの坂道(徒歩10分)がかなり急。移動用のソンテウもありますが、時間や体力に余裕がない方はマウンテンサイドが安心です。
受付のあるマウンテンサイド⇔リバーサイドまでソンテウが14:00-21:00の間で30分おきにありますが、リバーサイドからマウンテンサイドまでのソンテウがいつ出発するのか、どこで待てばいいかよく分からず、歩きだと10分ほど急な上り坂がきつくて大変でした。


基本的にはリバーサイドだけで食事宿泊と完結するのですが、チェックインチェックアウト時の移動だけでも坂上り下りしたくないよーって方はマウンテンサイドが良いと思います。
チェックアウト時は、朝食の片づけのタイミングでチェックアウト希望時間をヒアリングしてくれ、男性スタッフが荷物をピックアップしに来てくれました。
11時に予約しましたが来たのは11時半。帰りの時間には余裕をもって行動しましょう。
宿泊前に知っておきたい!設備と注意点
お部屋の設備について


最低限の設備のみなので、「キャンプに行く」くらいの準備がベストです。






- あるもの: バスタオル、ドライヤー、ケトル、水2本、シャワー(シャンプー、ボディソープ、石鹸あり)、トイレ、マグカップ、ティーバッグ、虫よけスプレー
- 持参必須: 歯ブラシ、パジャマ、防寒着




近くにコンビニなどありませんので、これ以外で必要なものがあれば持参しましょう。
カフェ




カフェはマウンテンサイドとリバーサイドにそれぞれ1か所あります。
お部屋にはWi-Fiがありませんが、カフェにはWi-Fiがありますよ。
ごはんもタイ料理と洋食とメニュー数も豊富なので飽きることはなさそう。
我が家はトムヤムクンチャーハンとピザとフライドポテトを注文しましたが、どれも美味しかったです。


朝食はカフェで作ったごはんをお部屋まで運んできてくれます。


チェックイン時に2種(ムーサテ or パンケーキ)から選べます。


受付


マウンテンサイドに受付があり、チェックインやチェックアウト、ツアーの予約などはこちらで行います。
日本語には対応していませんが、英語が堪能なスタッフがいますので、タイ語ができなくても大丈夫。
お土産もここでカレン族の方が作ったものを購入できます。


朝食後に売り子さんが部屋までグッズを売りに来てくれます。
リアルな体験アドバイス
寒暖差に注意
3月末の暑期でも、早朝は18℃まで冷え込みました。ユニクロのウルトラライトダウンが大活躍!パジャマも長袖長ズボンが安心です。
シャワーのコツ


お湯を出すには、左右のつまみをマックスに、真ん中を「2」くらいで手で押さえるのがコツ。
自己流なので別のやり方があるかもしれませんが…(笑)
虫と動物


意外にも部屋で虫は1匹もでませんでしたが(時期によるかも)、隙間だらけの部屋なので、いつ出てもいい覚悟をもつこと。
また、敷地内にはワンちゃんがたくさんいます。


犬嫌いな方は来ない方が無難かもしれません。
逆に犬好きにとっては天国です😊✨
人懐っこいのでお部屋のテラスに遊びに来てくれます。


服装
象との距離がゼロなので、汚れてもいい服(白以外)が鉄則です!
山道を歩くので運動しやすい靴がいいですね。
川遊びをするなら水着やサンダルも持ってきましょう💡
アクセスと予約方法
チェンマイ国際空港から車で約1時間半。
Grabは迷うことが多いので、ホテルの送迎予約をおすすめします。
予約方法


前日までに人数・時間・ピックアップ場所・車種をメールや電話で伝えます。
私は前日のリマインダーメールでお知らせが来たのでそちらに返信して予約しました。
料金
| 車種 | 値段(バーツ) |
|---|---|
| LARGE VAN | 1400 |
| SUV | 1200 |
| CAR | 1000 |
| TRUCK | 800 |
支払いはドライバーに直接現金で。
山道なので「酔い止め薬」や「ヤードム」があると安心です!
私はチェンマイ旧市街のホテルに前泊していたので、そちらにピックアップしてもらいました。
1時間半くらい前に電話で「ピックアップしに行くね」と事前連絡があり、10分ほど到着が遅れる旨も電話で連絡をくれました。



ちゃんとピックアップしにきてくれるか不安だったのですが、とても丁寧な対応で嬉しかった😊✨ドライバーさんによるかもしれませんが…。英語もとても流暢にお話されていましたよ。
また、ソンテウを希望しましたが、ホテル側の都合でワンランク上のセダンが来ていましたが、値段は800バーツでいいとのこと。
結果的に山道が続いて酔いやすかったり、外が暑かったので、クーラーの効く快適セダンでよかったです。
帰りの予約方法
帰りは1時間前に予約すればいいらしく、チェックアウト時にお願いしました。
運よく10分程度で乗ることができました。



帰りはセダンを希望していましたが、これまたランク上の9人乗りくらいのワゴンで帰ることができました。


まとめ


「チャイライオーキッド」は、ただ泊まるだけでなく、タイの自然と命の尊さを肌で感じられる場所です。
不便な部分も少しあるけれど、それすらも愛おしくなるような一生モノの体験が待っています。
次の休みは、チェンマイに象に会いに行きませんか?


